交換日記

好き² と 有島みこ の交換日記です。

交換日記① 自己紹介

好き²さんへ

 

 

改めて、はじめまして。有島みこです。

「交換日記がしたい」というツイートを見て、以前から好き²さんの文章に惹かれていたので、お声がけさせていただきました。交換日記や往復書簡のようなものを以前からやってみたかったので、すごくわくわくしています。

お互いTwitterとnoteで相互になって少ししますが、直接やりとりをするのは初めてだと思うので、自己紹介から始めます。

 

私は、日本大学芸術学部で文芸の勉強をしている大学二年生です。

文学(小説・現代詩歌)と哲学と批評に興味があります。尊敬する人は、編集者の二階堂奥歯です。幻想文学と『新世紀エヴァンゲリオン』というアニメがとても好きです。京都大学の非公認インカレサークルである「サークルクラッシュ同好会」と、江古田を中心に活動する「クレプスカ」という詩会に所属しています。趣味は音楽と映画を鑑賞することで、特に山戸結希という映画監督の作品が好きです。

 

今日は、グザヴィエ・ドラン監督の『たかが世界の終わり』という映画を観たあとでこれを書いています。カンヌ国際映画祭でグランプリを獲った、カナダとフランスの映画です。余命僅かの性的マイノリティの劇作家が帰省をするという話です。「たかが世界の終わり」というタイトルは悲愴的なあきらめが漂ういい言葉だと感じます。最初の詩もよかった。会話が中心で、物悲しい雰囲気の、画が美しい、私の気に入る映画でした。好き²さんは映画はお好きですか?面白かったものがあったらぜひ教えてください。

これを書き終わったら、岩倉文也という詩人の『終わりつづけるぼくらのための』というショートショート集の続きを読みます。今のところ、どれも詩のような風合いですが、これがどう小説になっていくのかが楽しみです。

なんだか終わってばかりですね。終わる、ということは、始まる、ということと同義ですから、この交換日記にはふさわしい言葉かもしれません。これからよろしくお願いします。

 

それでは、今日はここで筆を置かせていただきます。お返事お待ちしています。